COLUMN健康コラム
一覧へ戻る万が一の為に覚えておこう。災害時の心得と常備食
9月1日は「防災の日」です。今一度災害に備えての備蓄を確認してみましょう。
常備食の考え方
常備食用にと、乾パンなど普段使用しないものを用意し、気付いたら賞味期限切れになっていることも多いのではないでしょうか?常備食の備蓄は、普段の食事に使えるものを多目に購入し、賞味期限の早いものから使っていく習慣をつけると無駄がありません。また、大規模な災害時は支援が遅れる可能性があり、1週間分の備蓄が望ましいとされています。
必要なものをあらかじめリュックにまとめて、すぐ持ち出せるようにしておきましょう。
備蓄しておくと良いもの
①飲料水
水分補給を控えてしまうと、脱水症状や便秘、重症になると脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまう恐れがあります。飲水用で1日1リットル、調理用と合わせて1人3リットル常備しておくと良いです。
②主食
パックごはん、レトルト粥、インスタント麺
パックごはんはお湯で温めて食べられます。レトルト粥は冷たくてもそのまま食べられます。
③主菜
さば・ツナ・鶏ささみ・大豆などの缶詰、 レトルトカレーや丼ぶりの具
タンパク質は筋肉や血液を作る主な栄養素です。 缶詰は加熱せずそのまま食べられます。
④副菜
乾燥野菜やひじき、ワカメ、切り干し大根、トマト缶、野菜ジュース
災害時は野菜が不足しがちです。乾物を取り入れましょう。野菜ジュースは水分補給にもなります。
⑤嗜好品
甘いお菓子など、普段食べている好きなものがあるとリラックスできます。好みのものを常備しましょう。また、シリアルバーなどの栄養補助食品も手軽に栄養がとれておすすめです。
⑥調理器具
ビニール袋、ラップ、キッチンばさみ、割り箸、カセットコンロなど
ガスの復旧まで時間がかかります。カセットコンロがあると温かい食事を作る事が出来ます。
※乳幼児、高齢者、病人のいる家庭は、災害時に手に入りにくいミルクや常備薬などを多目に常備しておきましょう。