COLUMN健康コラム
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まだまだ暑い日が続きますが、溜まった疲れが出てくる頃ではありませんか?
これからだんだんと気温差が出てくるので、体調を崩しやすい季節です。
今回のテーマは、免疫力アップにいい食材、生活スタイルについてご紹介していきます。
体調を崩しやすい、なかなか風邪が治らないなどのお悩みを持つ方におススメです!
近年、免疫力を高めるために腸が重要な働きをしていることが明らかになってきているのをご存知ですか?
その為、免疫力を高めるためには腸の環境改善と、その働きを活発にすることが大切です。
大前提として栄養バランスの良い食事、規則正しく食事をとること等があげられます。
さらに、ヨーグルトなどの発酵食品のほかにも、食物繊維、オリゴ糖などにも腸内細菌を改善して、免疫力を高めてくれます。
今回は免疫力を高める効果が特に高いものをご紹介していきます。
まずは先ほども少し出た発酵食品です。
納豆、みそ、しょうゆ、漬物、ヨーグルトなどの発酵食品には乳酸菌や納豆菌などの善玉菌が多くふくまれており、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
乳酸菌は動物性食品と植物性食品の2種類に大別できます。
動物性の乳酸菌は、ヨーグルトやチーズなどに含まれており、ヒトの腸内に定着しやすいという特徴があります。
植物性の乳酸菌は味噌やぬか漬け、キムチなどに含まれており、整腸作用や免疫力向上、アレルギー症状の緩和などの効果が期待できます。特に、植物性の乳酸菌は、動物性の乳酸菌に比べて、過酷な環境でも生き残りやすく、生きたまま腸に届きやすいという特徴があります。
発酵食品の効果を得るためのポイントは、一度にたくさん食べるのではなく、毎日の食事に取り入れることが大切です。
食品によって得られる効果や食べ合わせによっても栄養価が変わってくるので、動物性と植物性の食品をバランスよく取り入れることがおすすめです。
詳しい菌の種類などは5月掲載の【菌の種類】のコラムをご確認ください。
また免疫力は、年を取るにつれて低下します。
免疫力を高めるためには、バランスの良い食事をすることが大切ですが、そのほかにも、体を動かす、ストレスをためない、十分に休むなどといったことも大切です。
とくに運動は血液やリンパの流れを良くし、体温や免疫細胞の機能を高めたりすることで、免疫力の維持・向上に繋がります。
ストレスが溜まらない程度に軽くウォーキングやストレッチ、ヨガなどがおすすめです。
これからの季節、体調を崩さないためにも免疫力を上げていきましょう。

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小野 実桜avivo株式会社 事業推進部 ヘルスケア事業グループ
管理栄養士
≪資格≫
管理栄養士/栄養士
睡眠栄養アドバイザー
管理栄養士国家資格取得後、フィットネスクラブにて栄養指導、特定保健指導、健康セミナー・イベント企画運営業務に携わる。現在はavivo株式会社にて、皆さまの気持ちに寄り添い、無理なく楽しみながら取り組めるような健康づくりの“キッカケ”を作れるよう、サポートに従事している。
≪Message≫
お仕事をするのも、好きなことをするのも“健康”が一番ですよね。日々の日常生活の中で少しだけ!
一緒に続けられることを見つけてみませんか?
皆さまの身体の不調を改善し、健康づくりのキッカケを一緒に考えていきましょう!




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