COLUMN健康コラム
一覧へ戻るきのこの種類によって効果が違う!?

腸の調子を整え、便秘の改善や骨を丈夫にする効果があると言われているきのこですが、それぞれのきのこにどのような栄養が含まれているのかご紹介します♪
今のご自分のお悩みに合うおすすめのきのこはどれか、参考にしてください。
しいたけ
効果:美肌効果、便秘解消
しいたけにはキャベツの2倍の食物繊維が含まれており、便秘解消に効果的です。
また「エリタデニン」と呼ばれるしいたけ特有の栄養成分にはコレステロール値を下げる効果があり、血液サラサラ効果があると言われています。同じくしいたけ特有の成分「レンチナン」には、アトピー性皮膚炎を改善する効果も期待されています。
まいたけ
効果:血圧を下げる、糖尿病予防
まいたけは、「αグルカン」という血糖降下作用があるといわれる成分が含まれており、血糖値の急上昇を抑える効果があると言われています。また、「αグルカン」はウイルスや細菌を撃退してくれる免疫細胞の働きを活性化さる働きもあり、がん予防、免疫力の向上が期待できるきのこです。
マッシュルーム
効果:コレステロール除去作用、抗酸化作用
マッシュルームには、血清コレステロールを低下させる研究結果が出ており、コレステロール除去作用があると期待されているきのこです。また、ビタミンB群を多く含むため、美肌効果が期待できます。
エリンギ
効果:血圧を下げる、脂肪の排出促進
エリンギは過熱しても縮みにくいため、弾力があり満足感が得られやすいきのこです。食物繊維、ナイアシン、カリウムなどが豊富なので、血圧を下げ、脂肪の排出を助けてくれる効果が見込めます。
ぶなしめじ
効果:アンチエイジング効果
ぶなしめじは、抗酸化作用、抗アレルギー作用等が見込めるきのこで、メラニンの生成を防いでシミやシワを抑制してくれるので、アンチエイジング効果が期待されます。
きくらげ
効果:血糖値を下げる、肥満予防
食物繊維が豊富で、肥満の予防や血糖値を下げる働きが見込めます。特に乾燥きくらげにはビタミンDが豊富なので、骨粗しょう症の予防に効果的です。
きのこの種類によって、様々な効果があることが分かりましたね。
とくにきのこ類に油を加えると腹持ちが良くなり、間食が減らせるメリットも!
脂質やたんぱく質は血糖値を上げないので、オリーブオイルや魚などを加えるのがおすすめの食べ方です。
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小野 実桜
avivo株式会社 事業推進部 ヘルスケア事業グループ
管理栄養士
≪資格≫
管理栄養士/栄養士
睡眠栄養アドバイザー
管理栄養士国家資格取得後、フィットネスクラブにて栄養指導、特定保健指導、健康セミナー・イベント企画運営業務に携わる。現在はavivo株式会社にて、皆さまの気持ちに寄り添い、無理なく楽しみながら取り組めるような健康づくりの“キッカケ”を作れるよう、サポートに従事している。
≪Message≫
お仕事をするのも、好きなことをするのも“健康”が一番ですよね。日々の日常生活の中で少しだけ!
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皆さまの身体の不調を改善し、健康づくりのキッカケを一緒に考えていきましょう!