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2015.07.02健康術

バリバリ働くためにサイレントキラーをやっつけよう

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多くのレストランや飲食店のテーブルには卓上塩が置いてあります。料理の味見をせずに、塩の容器を手に取り無意識に決まった回数振っている方も多いかもしれません。
そのような方は要注意です。外食はすでに味付けが濃い料理が多いので、塩を追加で振るとかなりの塩分を摂りこんでいることになります。

肌年齢よりも血圧年齢

 多くの方は「お肌」の年齢は気にされるのに、「血圧」の年齢はそれほど気にされません。まず、血圧は加齢とともに上がる傾向があります。その上がり方が早い方も遅い方もいます。
その早さを左右するのが塩分の摂取量なのです。何気なく振っているその塩がじわじわと実年齢に比べて血圧年齢を上げていくリスクがあるのです。

そもそも、なぜ塩分を摂りすぎると血圧が上がるのでしょうか?
様々なメカニズムが考えられますが、代表的な考え方は次のようです。塩分をとりすぎると血液中の塩分(ナトリウム)濃度が高まり、からだが血液中の塩分を薄めよう(血液の浸透圧を一定に保とう)とします。そうすると、血液中に水分が取り込まれ、血液の量が増えます。結果的に、血管の壁に圧力がかかるうえ、心臓の負担も大きくなり、血圧が上がるのです。

高血圧は万病の元です。自覚症状がないため放置してしまいがちです。
しかし、放置した結果、脳出血や心筋梗塞により突然死するという例は少なくありません。
このような理由で、高血圧は「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」とも言われています。高血圧の方は日本で4300万人ほどいます。
そして、40歳以上の2人に1人が高血圧であるほど、バリバリと働くビジネスパーソンが最もかかりやすい病気でもあるのです。

外食減塩のススメ3か条

外回り後のランチや夜の会食など、外食の機会が多いビジネスパーソンはたくさんいらっしゃると思います。忙しいビジネスパーソンは、家庭的で健康的な薄味料理を食べたくても食べられない場合もあります。そこで、外食が多い方向けの「外食減塩のススメ3か条」をご紹介しましょう。
サイレントキラーをやっつけるビジネスパーソンになるために、ぜひ実践してみて下さい。

1.丼もの麺ものは避ける
丼もの、パスタ、ラーメン等はご飯や麺に汁がしみ込んだりからんだりして、ついつい塩分を無意識に摂りがちです。メニューを選ぶ際には単品ものは極力避けましょう。

2.卓上調味料には手を振れない
外食はすでに味付けが濃いものが多いです。味付けがしてある料理への追加調味料できるだけ控えて、純粋に提供された料理の味を楽しみましょう。

3.汁は残す
汁に旨味があるのは否定しませんが、旨味だけでなく塩分もたっぷりです。もったいないですが、バリバリと働き続けたいのでしたら汁を残すことも大切です。

ビジネスは長期戦であり、我々は何十年も仕事を続けます。サイレントキラーとの戦いも長期戦です。
高血圧にならないためにも日々の減塩生活を長く続ける必要があります。
まずは外食減塩のススメ3カ条からスタートしてみてはいかがでしょうか?


AUTHOR
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裵 英洙 (はい えいしゅ)

外科医、病理専門医として勤務医時代を過ごした後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネス・スクール)で医療経営・ヘルスケアビジネスを学ぶ。在学中に、医療コンサルティング会社を設立。現在も臨床業務をこなしながら、医療機関経営コンサルティング・ヘルスケア企業アドバイザリー・ヘルスケア系ベンチャー支援業務などを行っている。『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』(ダイヤモンド社)など著書多数。

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