COLUMN健康コラム
一覧へ戻る福は内!大豆の栄養は腸内に!
2月の行事といえばといえば節分ですよね。
そして節分といえば「大豆」です。
節分でまく「福豆」には、縁起物という役割にとどまらず、私たちの体調管理に役立つ栄養が豊富に含まれています。忙しさや寒さで体調を崩しやすい時期だからこそ、季節の行事に合わせて、少しだけ健康を意識したいところです。
節分によく使われる福豆は、大豆を煎った「煎り大豆」です。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど良質なたんぱく質を多く含んでおり、筋肉だけでなく皮膚や髪、免疫細胞の材料にもなります。特に冬は体が冷えやすく、代謝も低下しがちです。たんぱく質をしっかりとることで、寒い季節でもエネルギーを生み出しやすい状態を保つことができます。デスクワーク中心で運動量が少ない方にとっても、代謝を落とさない工夫は大切です。
さらに、大豆には食物繊維も多く含まれています。食物繊維は腸の働きを整え、便通の改善や血糖値の安定にする効果があります。とくに冬場は水分不足や運動量の低下から、腸の動きが鈍りやすくなります。福豆を少しつまむだけでも冬の不調を和らげる助けになります。ただし、煎り大豆は噛み応えがあり消化に時間がかかるため、一度に食べすぎると胃が重くなりやすい点には注意が必要です。
大豆に含まれるビタミンB群も、大切な栄養素です。とくにビタミンB1・B2は、糖質や脂質を効率よくエネルギーに変える代謝に携わっているビタミンで、年度末に向けて業務が増え、疲れがたまりやすい時期でも、こうした栄養素が不足しないよう意識しておくと、パフォーマンスの維持にもつながります。
節分の日には「年の数だけ豆を食べる」という風習がありますが、こちらはあくまで縁起物です。年齢によってはたくさん食べないといけなくなりますよね。無理に数を合わせる必要はありません。喉に詰まりやすい食材でもありますので、量は控えめにし、ゆっくり噛んで食べるのがおすすめです。ゆっくり噛むことによって満腹中枢が刺激されるので少量でもお腹が満たされます。
節分を機に、日々の食事にも大豆食品を取り入れてみてはいかがでしょうか?納豆、豆腐、味噌、きな粉、豆乳など、オフィスでも自宅でも使いやすい食品がたくさんあります。例えば、朝食に納豆を追加する、ヨーグルトにきな粉を入れる、昼食に味噌汁を選ぶ、間食に豆乳を取り入れるなど、少しの工夫で大豆の栄養を取り入れることができます。
季節の行事を楽しみながら、健康にもひと工夫できるのが節分の良いところですね。
大豆の栄養を上手に活用して、寒さの厳しい2月を元気に乗り切っていきましょう!

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小野 実桜avivo株式会社 事業推進部 ヘルスケア事業グループ 管理栄養士 ≪資格≫ 管理栄養士/栄養士 睡眠栄養アドバイザー 管理栄養士国家資格取得後、フィットネスクラブにて栄養指導、特定保健指導、健康セミナー・イベント企画運営業務に携わる。現在はavivo株式会社にて、皆さまの気持ちに寄り添い、無理なく楽しみながら取り組めるような健康づくりの“キッカケ”を作れるよう、サポートに従事している。 ≪Message≫ お仕事をするのも、好きなことをするのも“健康”が一番ですよね。日々の日常生活の中で少しだけ! 一緒に続けられることを見つけてみませんか? 皆さまの身体の不調を改善し、健康づくりのキッカケを一緒に考えていきましょう!


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