DOCTORビジネス健康術
一覧へ戻る花粉症に効く食べ物、知っていますか?
寒い冬を抜け待ち遠しい春の到来とともに、ビジネスパーソンたちを悩ませるスギ・ヒノキ花粉。
日本人の3,000万人が悩まされており、国民病とさえ言われているのが花粉症です。
今回は花粉症の対策について、3つの話題で進めてみたいと思います。
花粉が多い日は本当にツラいの?
まずよく勘違いされていることとして、花粉症の症状は花粉の量に必ずしも一致しないということをご存知でしょうか。
実は花粉症の特徴は「ごく少量の花粉でもアレルギー反応を起こす」ことにあります。
この時期になると、テレビで天気予報とともに”今日の花粉の量”みたいなものをやっていますが、花粉の飛散量が多い日に必ずしも症状が強くなるというわけではないので、医学的にはあまり意味がない情報です。
花粉にアレルギーのある人は、多い日も少ない日も花粉の症状は起こるのです。
そう考えると、花粉を減らすために宣伝されている花粉防止メガネや花粉を通さないマスクなども、実はたいした効果は期待できません。
隙間から体に侵入するごく僅かな花粉でもアレルギー反応は起こってしまうためです。
眠くなるから花粉症の薬は使わずに我慢しています!?
もうひとつ勘違いされやすいのは、花粉症の薬は眠くなるという固定イメージです。
一昔前のアレルギー薬は確かに眠気の副作用が強かったのですが、最近の花粉症薬は日常の生活や仕事に支障が出る心配はほとんどありません。
飛行機のパイロットで服用実験をして、眠くならずに操縦できることが証明されているものもあるくらいです(大胆なマーケティング手法ですが)。
また夜寝る前に1回飲むだけの薬が主流であるため、仮に眠気があったとしても寝付きが良くなるという程度で害がないように設計されています。
今まで眠気が嫌で花粉症の薬を避けていた人も、初めて使ってみるととても快適に日々過ごせるため、なぜもっと早くから薬を飲まなかったんだろうという感想がよく聞かれます。
何ヶ月間も目の痒みや鼻水を我慢してこの時期が憂鬱だと言うくらいなら、思い切って花粉症薬を試してみてみることをお勧めします。
花粉症を内側から治す!
近年、花粉症を改善させる食べ物として注目されているのがヨーグルトです。
医学的にも研究で効果が実証されているデータが出てきています。
腸内環境とアレルギー反応には密接な関係があるとされており、どうやら乳酸菌やビフィズス菌などの善玉細菌が過剰なアレルギー症状を抑える働きがあるようです。
予防的にはシーズンの1~2ヶ月前より毎日食べ続けると良いようですが、今からでも遅くはありませんので、花粉症に悩まされている方は毎朝のヨーグルトをルーチンにしてみてはいかがでしょうか。

-
内藤 祥東京ビジネスクリニック院長 北里大学医学部卒(M.D.) 慶應義塾大学大学院経営管理研究科卒(MBA) 沖縄県立中部病院で救急医療をトレーニング 沖縄県立西表西部診療所で離島医療を実践 専門は総合診療


コンビニ・レストラン・居酒屋