DOCTORビジネス健康術
一覧へ戻るくり返す大人ニキビ、一緒に治そう!

何度もニキビができるのは体質が原因?
ニキビへ色々な方法を試してきたけれど、なかなか改善しないので体質だと思ってあきらめていませんか?
大人ニキビは口周りやフェイスラインにできやすいのが特徴です。
大人ニキビは、肌のターンオーバーの乱れで厚くなった角層が毛穴を塞いだり、睡眠不足やホルモンバランスの乱れなどによる過剰な皮脂や汚れが毛穴に詰まることでニキビができやすくなります。
スキンケアを頑張っても、何度もニキビができるのは毛穴のつまり(コメド)が残っているから。
ニキビの種類や状態はもちろん、肌の状態や生活習慣などでも治療方法は違ってきます。
ニキビに関する様々な悩み、一度お肌の専門家である皮膚科医に相談してみませんか?
多くの方が皮膚科での治療を誤解
ニキビは一般的な皮膚科では治療を受けられない、高額な治療が必要だと思っていませんか?
実際はどの皮膚科でも治療が受けられ、主に保険が適用されるぬり薬が処方されます。
皮膚科での治療は進化してきており、赤いニキビになる前の「毛穴のつまり(コメド)」を治療できるようになりました。
軽い症状、小さいニキビでも受診して大丈夫!実は、ニキビで悩んでいる人の約3人に1人は皮膚科を受診しています。
皮膚科のぬり薬の特徴
皮膚科では、市販薬とは違う成分や効果を持つ薬が、患者さん一人ひとりの症状に合わせて処方されます。
<コメド治療薬>
ピーリング作用などで古い角質を取り除き、毛穴のつまりを改善します。毛穴のつまりをとりながら、アクネ菌などを殺菌する薬もあります。今あるニキビを改善し、続けることでニキビの再発を防ぎます。
<抗菌薬>
ニキビの炎症を引き起こす原因となるアクネ菌などの増殖を抑え、今ある赤ニキビや黄ニキビを改善します。近年、抗菌薬に耐性を持つアクネ菌が増えているため、投与期間は長くても3か月までが目安とされています。
ニキビの治り方(皮膚科治療の場合)
※治療の経過には個人差があります。
ニキビがある時のスキンケア・メイク
スキンケアもメイクも、ニキビができにくいことを確認した「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示されているものを使用しましょう。
洗顔は、朝晩1日2回が基本です。洗顔料を十分に泡立て肌をこすらずに洗い、すすぎ残しがないように注意しましょう。
洗顔後は化粧水や乳液を使用し、水分・油分のバランスを整えましょう。ニキビ痕(あと)の色素沈着の原因となるため、日やけ止めも忘れずに。
ブラシやパフなどのメイク道具は、清潔なものを使用し、肌をこすらないように気を付けましょう。ファンデーションを厚く塗り重ねてしまうと、毛穴を塞いでしまいます。毛穴が気になる小鼻の周りなどは、毛穴にファンデーションが入り過ぎないよう、少量をクルクルとした手つきで載せていくのがおすすめです。アイメイクやリップなどのポイントメイクで、ニキビから視線をそらしましょう。
<洗顔方法>
『ニキビを治したい』その一心で色々調べたり、ケアを試してきた…。でもニキビは無くならない。鏡を見ると落ち込みますよね。何とかしたい!と思ったら、皮膚科を受診してみませんか?
「ニキビを治したい」と思ったら
皮膚科でニキビの状態に合わせた適切な治療を受けましょう。自宅や職場から通いやすいところに皮膚科があるか、地域や最寄り駅から探してみてください。