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2025.01.06コラム

冬こそ水分補給

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寒さが厳しくなってきましたが、皆さんは水分をしっかり摂っていますでしょうか?
夏場に比べると、汗をかかない・体が冷える等の理由で水分を摂らなくなる方が多いです。
しかし!夏も冬もカラダから失われる水分量はほとんど同じと言われています。


そもそも、水分補給はなぜ必要なのか?
日常生活では、あまり意識をしたことが無いという方がほとんどかもしれません。
水分は体の約60%を占めており、栄養素の運搬や体温調節、体のミネラルバランスを調整するなど重要な役割を担っています。
成人が一日で必要な量はおよそ2000ml~2500mlといわれており、不足すると脱水症状を引き起こし、ひどい場合には熱中症になってしまう可能性もあります。
さらに、老廃物を運搬する役割もあるため、水分量が少ないと老廃物が溜まりやすくなり、体重の増加にもつながります。



水分補給にはいくつかのポイントがあります。
まずは水分を摂るタイミングです。喉が渇いてからでは遅い場合もあるかもしれません。
摂りやすいタイミングを6つご紹介します。


①朝起きてすぐ
眠っている間に、汗などで水分が排出されているためそれを補うためと、内臓や腸などの機能が目覚めていない状態ですので、起こすためにも朝起きたらコップ1杯程度の水を摂りましょう。出来れば、白湯、常温のお水がおすすめです。


②のどの渇きを感じる前
のどが渇いたと感じるのは、体内で水分が不足しているサイン!
喉が渇く前にこまめに水摂りましょう。


③食べる前
胃の中に食べ物が入っていると、消化する際に水を過剰に溜め込みやすく「むくみ」の原因になりますので、水分補給時はなるべく胃の中が空っぽの状態がベストです。


④汗をかいた後
汗をかくだけで水分が失われて、気づかない間に水分不足を起こしてしまいます。
また、水を飲むことで高くなった体温を下げる効果もありますので、いつもより多めに水分補給をしましょう。


⑤入浴前後
入浴中も汗をかいて水分が排出されます。お風呂場での脱水が特に冬場は多いので、注意が必要ですね。


⑥運動前後
屋外だけではなく、屋内でも汗はかきます。特にしっかり運動した前後は電解質を含んだスポーツ飲料で塩分も補給するのがおすすめです。


人は食べ物を摂らなくても2〜3週間は生きられると言われていますが、水がないと3〜4日しか生き延びられないと言われています。
また、冬場は気温が低く空気中の水蒸気量が少ないため乾燥しやすい季節です。知らず知らずのうちに脱水症状になる可能性が高くなるだけでなく、乾燥は風邪のウイルスの活性化にもつながりますので、特に冬場は水分補給を意識して過ごして下さいね。


AUTHOR
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小野 実桜

avivo株式会社 事業推進部 ヘルスケア事業グループ
管理栄養士

≪資格≫
管理栄養士/栄養士
睡眠栄養アドバイザー

管理栄養士国家資格取得後、フィットネスクラブにて栄養指導、特定保健指導、健康セミナー・イベント企画運営業務に携わる。現在はavivo株式会社にて、皆さまの気持ちに寄り添い、無理なく楽しみながら取り組めるような健康づくりの“キッカケ”を作れるよう、サポートに従事している。

≪Message≫
お仕事をするのも、好きなことをするのも“健康”が一番ですよね。日々の日常生活の中で少しだけ!
一緒に続けられることを見つけてみませんか?
皆さまの身体の不調を改善し、健康づくりのキッカケを一緒に考えていきましょう!

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