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2024.12.02コラム

冬の間食

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気温が低い日が増え、運動量が落ち込み気味になる方もいらっしゃるかと思います。
「それでも間食したい!」そんな皆様に朗報です♪
この時期の間食にピッタリなものについてお伝えいたします。


①HOTでホッと(ひと肌程度)

温かい飲みものは、お腹の空腹感を落ち着かせるだけでなく、気分もホッとさせてくれる効果があります。
温かい飲みものの中でも特におすすめなのがココアです。


ココアにはカルシウムや鉄、食物繊維等が豊富に含まれており、腸内環境を改善する効果があります。不溶性食物繊維のリグニンは、腸のなかで水を吸収し、体積が増えるため便がかさましされ腸が刺激され、便通の改善につながります。
また、ココアに含まれるポリフェノールは抗酸化作用があるためシワや肌のたるみ、くすみなどを防止する効果が期待でき、抗酸化作用によって悪玉コレステロールの酸化を回避するため、動脈硬化の予防にもつながります。
そのほかにも血管を拡張する作用があるため、血圧低下にも効果が期待されています。


この季節、冷えが気になる方も多いと思いますが、ココアには冷え性の改善効果もあると言われています!
森永製菓と杏林大学との共同研究によると実際に「手先の冷え」の感覚も改善することが示されたようです。

稲垣宏之ら, 薬理と治療 49(10), 1697-1704 (2021)
灘本知憲ら. 女性の疾患と美容のための機能性素材の開発. 32 (2014)
有山愛ら. Nippon Shokuhin Kagaku Kaishi. 56(12), 628 (2009)
亀井優徳ら, 食の科学. 2, 4 (2003)

https://www.morinaga.co.jp/company/healthcare/cocoa.html


②冬の代表選手のひとつ「みかん」

冬は水分を摂りづらい季節とも言われていますね。そんな冬には、間食で一緒に水分も補える果物、中でも「みかん」は特におすすめです。
みかんには、紫外線や乾燥から肌を守ってくれるビタミンC、便秘や脂肪吸収を抑える食物繊維が多く含まれています。
大きさにもよりますが、1日2~3個食べるだけで1日に必要なビタミンC量を摂ることができます。


ちなみに皆さんはみかんの筋は取る派ですか?そのまま食べる派ですか?
実は・・・筋を取る派の人はかなりもったいないことをしていますよ!
筋の名称は正式にはアルベドと言いますが、アルベドには食物繊維が豊富な他、ビタミンPという栄養も含まれています。
ビタミンPってご存知ですか?
ビタミンPとはビタミンCと協力して毛細血管からの出血、細胞内に細菌が侵入するのを防ぐ働きがあり、肌の老化を防ぐのに大事な栄養です。


是非これからはアルベドも一緒に摂ってみて下さいね!
そのほかにも果物であれば、柑橘系(柚子、グレープフルーツなど)がおすすめです。
寒い日が続きますが、間食も楽しみながらお過ごしください。


AUTHOR
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小野 実桜

avivo株式会社 事業推進部 ヘルスケア事業グループ
管理栄養士

≪資格≫
管理栄養士/栄養士
睡眠栄養アドバイザー

管理栄養士国家資格取得後、フィットネスクラブにて栄養指導、特定保健指導、健康セミナー・イベント企画運営業務に携わる。現在はavivo株式会社にて、皆さまの気持ちに寄り添い、無理なく楽しみながら取り組めるような健康づくりの“キッカケ”を作れるよう、サポートに従事している。

≪Message≫
お仕事をするのも、好きなことをするのも“健康”が一番ですよね。日々の日常生活の中で少しだけ!
一緒に続けられることを見つけてみませんか?
皆さまの身体の不調を改善し、健康づくりのキッカケを一緒に考えていきましょう!

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