EXERCISE健康エクササイズ
一覧へ戻るエコノミークラス症候群の予防

エコノミークラス症候群とは
足を動かさずに同じ姿勢でいると血流が滞り静脈に血のかたまりができ、この血のかたまりの一部が血流にのって肺に流れ、肺の血管が詰まると肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
長時間座ったままの状態が原因である事から「エコノミークラス症候群」と呼ばれています。飛行機や車などの長距離の乗り物の移動中以外でも、災害時に避難所で身動きが取れず血流が滞り起こってしまう場合があります。
予防する方法
①時々軽い運動をしましょう。
②水分補給をこまめにしましょう。
③アルコールを控えましょう。
④ゆったりした服装をし、ベルトはきつく締めないようにしましょう。
⑤寝る時は足をあげましょう。
予防のための運動
●椅子に座ってできる運動
①足の指でグーをつくる
②足の指をひらく
③足を上下につま先立ちをする
④つま先を引き上げる
⑤ひざを両手で抱え、足の力を抜いて足首を回す
⑥ふくらはぎを軽くもむ
●床などで座ってできるストレッチ
①ふくらはぎと股関節のストレッチ
片脚を伸ばし、反対の脚の膝を曲げます。
両手を床に置いて、上体を前に倒しふとももからふくらはぎと腰背部を伸ばします。
(1回10~20秒)
②下肢背部と腰背部のストレッチ
片手をすねか足首に置き、ひじが膝に付くように 反対の手で補助をします。
(1回10~20秒)
※無理をせず、ご自身の体調に合わせて行ってください。