COLUMN健康コラム
一覧へ戻るインフルエンザ予防のための食事

インフルエンザは例年12月~3月が流行シーズン、まさに今ピークを迎えています。
今回はインフルエンザに負けないための食事について紹介いたします。
インフルエンザと風邪の違い
風邪とインフルエンザは一見症状が似ていますが、インフルエンザの方が感染力が強く、特に抵抗力の低い高齢者や乳幼児は発症すると肺炎や中耳炎など重症化になる恐れがあることが大きな違いです。
インフルエンザウイルスの侵入を防ぐには、こまめなうがい、手洗い、外出時のマスクの着用を心がけましょう。 また、免疫力を高めるために睡眠をしっかり取り疲れを溜めないことと、バランスの良い食事で身体の土台作りをすることが大切です。
免疫力を高める栄養
①タンパク質
抵抗力や免疫力を高めます。
②ビタミンA
喉や鼻の粘膜を保護し、ウィルスの侵入を防ぎます。
③ビタミンC
体内でウィルスの侵入を防ぐ白血球の働きを助けます。
④ビタミンE
血行を良くし、身体を温めます。
出来るだけ上記の栄養を万遍なく摂れるように、主食・主菜・ 副菜の揃った定食スタイルのメニューを選びましょう。
具だくさんの鍋物や豚汁なども手軽に作れるのでお勧めです。
インフルエンザにかかったら
熱や下痢・吐き気で食事が摂れない時は無理をして食事を摂らなくても良いですが、身体の水分が失われ、脱水症状に陥る心配があるので、水分補給はしっかり取り入れましょう。スポーツドリンクや麦茶などがお勧めです。ここで注意していただきたいのは、カフェインの含まれる飲み物は利尿作用があるため、更に脱水が進んでしまうので控えましょう。
食事が少しずつ摂れるようになったらヨーグルト、プリン、豆腐、卵を入れたお粥や煮込みうどんなど、胃に負担のかからないものを摂ると良いでしょう。喉を通りやすく温まるようにとろみを付けることもお勧めです。