COLUMN健康コラム
一覧へ戻る体重を1kg減らす意味

「体重が1kg減った」とき身体の中の何が減ったと連想しますか?
たいていは、体重=脂肪と考えることが多いです。
しかし本当にそうなのでしょうか?
身体はほとんど水分
私たちの身体は約60%が水分で構成されています。
残りの約40%が筋肉や脂肪、骨、内臓です。
つまり、私たちが体重計で計っている体重とは「水分、筋肉脂肪、骨、内臓等の重さ」のことを指しています。
日常的に変動が大きいのは、水分、筋肉、脂肪で、骨や内臓量は成人以降大幅に変化しないことが多いのです。
方法によって、「身体の何が減る」か変わります。
ダイエットの際に、「食事と運動をあわせて行う理由」はここにあるのです。
脂肪を1kgへらすために必要なこと
脂肪は1kg=約7200kcalあるといわれています。
この基準より、1ヶ月1kgの脂肪を減らすには、毎日食事と運動を組み合わせて240kcal分を調整すると計算上脂肪が1kg減ることになります。
近頃はカロリー表示がされている食品が多いですね。
自分が良く食べている食品の表示をチェックしてみましょう。
食事だけで240kcal分を減らそうとすると、制限するものが増えて大変です。
上手に運動も取り入れながら、取り組むのが、脂肪を効率的に減らし、筋肉を維持しながら減量できる、ダイエットのコツです。