COLLEGE健康カレッジ
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健診でわかる検査の結果
健康診断は「受けて終わり」というものではありません。検査の結果を正しく読み解いて自分の体の状態を知り、その後の生活や治療に役立てることが大切です。
健診の内容は、施設や健診の種類によって若干異なりますが、一般的には表のように、基本的な測定項目の身体計測、血圧測定、検尿、血液検査などを中心におこないます。また、医師が必要と認めた場合には心電図、貧血検査など詳細な健診も実施します。これらの検査により、肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肝臓や腎臓の機能障害、高尿酸血症、貧血などの異常や病気、あるいはそのリスクがわかります。
検査結果は、項目ごとに数値で示されます。例えば、「血圧」は「心臓のポンプ機能が正常に働いているかを判断する検査」で、収縮期(心臓が収縮して血液を押し出すときの圧力)と拡張期(心臓が拡張して血液が戻ってくるときの圧力)について測定します。結果を表の正常値と比較することで、自分の健康状態を把握できるので、検査と数値からどのようなことがわかるかを知っておくことが大切です。
【基本的な測定項目】
【詳細な健診の項目】
※一定の基準の下、医師が必要と認めた場合に実施
今の体の状態を総合的に診た「結果」が記載されています
健診の結果には、個々の検査結果の数値だけでなく、それらの数値から総合的に健康状態を判断し、区分した「結果」が示されています。判断基準には法的な決まりなどはなく、学会や健診を受ける施設などによって少しずつ異なることがあります。しかし、健康状態を知る大切な目安の一つになるため、「要再検査」「要精密検査」「要治療」の場合は、なるべく早く医療機関を受診し、さらに詳しい検査や必要な治療を受けましょう。
また、「異常なし」や「要経過観察」の場合も油断せず、1年に1回は健診を受け、健康状態をチェックしましょう。
結果を見た上で「今自分ができること」を考えましょう
検査の結果は、季節やその日の体のコンディション(寝不足、風邪気味、疲れがたまっていた、食生活の変化など)によっても左右されるため、絶対的なものとは言えません。数値の一つひとつに一喜一憂せず、トータルで身体の状態を判断する目安の一つと考えましょう。
健診結果には、現在の体の状態から診た「食事や生活の改善ポイント」や、「どのような病気に注意が必要か」などのアドバイスが記載されていることもあります。健診を受けて体の状態がわかったら、食生活の見直しや運動など、「自分ができること」を考え、病気の予防を心がけましょう。
また、健診を毎年受けることで健康状態の記録が残り、年月の経過による体の変化を知ることができます。自分の健康を見直すツールとして、健診の記録は大切に保管しましょう。


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