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2015.08.15ピックアップ

本当に良い病院の選び方 【第4回】

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病院選びで失敗しないための医師とのやりとり

自分や家族の疾患について、いろんな情報収集をして、自分や家族がどんな治療を受けたいのか望む結果がイメージできたら、病院スタッフや医師とのやりとりのなかで、お互いに納得して前に進めるようにすることが何より重要です。



患者さんのなかには、医師や病院スタッフを前にして「治りますか?」ということばかりを気にして問いただす人もいますが、それは「もっとも困る質問のひとつ」だといわれています。


医師や病院スタッフにとって、疾患を治そうというのは大前提です。そのうえで、患者さんが望むかたちに近づけられるよう、どんな技術や知見を用いていけばいいかということを適切に考え治療するのが彼らの仕事。


ですから、まず自分や家族が「気になっていること」「自分や家族の疾患についての正確な状態」などを、きちんといつでも説明できるように準備して、医師や病院スタッフに話せるようにしておくことが患者さんにとっての「大前提」ということになります。


そのうえで初めて、病院と患者さんが同じ土俵の上で、共通のゴールに向かって進んでいくことができるわけです。


そうすると、「(先生に)お任せします」と言う患者さんには2パターンあることになります。


・病気や治療法に関することを納得したうえで先生を信頼して「お任せします」

・病気や治療法に関する説明がよく分からない、そのため「お任せします」


「すべて医師にお任せ」というような姿勢は望ましくありません。

むしろ、自分で病院のデータを調べ、自分が望んでいる結果と照らし合わせて出てきた疑問や質問をもとに、積極的に医師とコミュニケーションを取っていったほうがいいでしょう。


医師だって人間です。自分や家族の疾患に対して「あきらめ」が入っていたり、何でも否定的な患者よりは、治療に前向きな患者のほうに思いが入ってもおかしくありません。


ただ、そうはいっても「忙しい先生にあれこれこちらから話をするのは、何となくためらわれる」「面倒な患者と思われたくない」という気持ちになる人も少なくないと思います。


ですが、より良い結果を手にしたい、前向きに疾患と向き合おうとしている患者さんからの質問や疑問を邪険に扱うような医師や病院だったとしたら、そこはキッパリと別の医師や病院を探してもいいと思います。そこを変に我慢していると、もっと重大な行き違いに発展しかねないからです。


医師が基本的に忙しいのは事実。

そもそもヒマを持て余しているような医師や病院では、いろんな面で問題です。


そのうえで、うまくコミュニケーションを取っていくためには、相手の医師や病院スタッフが答えやすいことを考えた「簡潔で具体的な質問」をすることや、いきなり質問や疑問をぶつけるのではなく「15分程度お時間取れるときはありますか?」と事前にたずねるといった工夫も大切です。


きちんと説明をしてくれる医師の見分け方

どんな医師が良い医師なのか。実は、医師のことは、同業の医師がいちばんよく分かっています。



そこで「医師であるあなたが、この人を紹介したいというような医師は?」というアンケートをしてみると、こんな答えが返ってきました。


「ちゃんと説明をしてくれる医師」


そうです。意外かもしれませんが医師も患者さんと同じように「疑問に耳を傾けてくれる人」「なぜ、そういう話をするのかを汲み取ってくれる人」が、良い医師だと考えているわけです。

 

こういった医師に共通しているのは、自分を含めた状況を客観視できる能力が高いという点。

自分の行う診療に対しても「外から」の眼を持って、ほんとうにそれが望ましいのかどうかを検証できている。患者さんに対しても、本人が気づいていなかったり見えていない「外から」の眼で、足りないところを補いアドバイスができる。


そういった姿勢の医師であれば、一方的に診療して終わりではなく、状況を客観視して足りないものを埋めるために「耳を傾ける」ということを必ず行うものです。


ですが、実際の医療現場でありがちなのは「自分が」という主語が多い医師。


「自分がこのやり方がいいと思ったからこうしている」

「自分が忙しいから」

「自分が上に行きたいから」


病院や医師と接するなかで、やたら「自分が」が多い医師、自分の主義や都合で動かそうとする医師は付き合うべきかどうか考えたほうがいいかもしれません。


「自分が」が主語なのか「患者さんが」が主語なのか。言葉ひとつでも、きちんと説明してくれる医師、患者さんの意図を汲み取ってくれる医師かどうかを見極めるポイントになるということです。


たとえば退院のタイミングについて「家に手すりを取り付ける工事があと1日かかるので、1日待ってほしい」というようなケースでもそうです。


「自分が」の多い医師ではなく、状況を客観視できる医師なら「当然、そのほうが患者さんのためになる」と判断して退院指示を調整するはずです。

また、手術がうまくいかなかった原因を、自分の腕の問題にせずに、「患者さんは運が悪かった」「ついていなかった」と言ってしまう医師は危険です。


一緒に共通のゴールに向かって進める医師やスタッフかどうか見分けるときに参考になるモノサシは以下のようなものがありますから、注意してみてください。


・患者や家族の質問や疑問を受け付けているかどうか

・接しているときの言葉遣いや態度はどうか

・話をするときにこちらの目を見てくれているか

・専門用語ではない分かりやすい言葉を使っているか

・検査や薬の話ばかりではなく生活全般の話をしてくれるか

・自分ですべて解決しようとせずチーム力を提供してくれるか

・患者がつらいとき苦しいときに寄り添う気持ちがあるか

・他の医師や病院の話もふつうにできるか

・ときには真剣に厳しいことも言ってくれる

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