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一覧へ戻る旅行以外でも注意!エコノミークラス症候群予防

身近な場面でもエコノミークラス症候群のリスクは高まっています。
予防法をお知らせします。
エコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢でいることで血流が悪くなり、血管の中に血のかたまりができることで、痛みや腫れが生じ、かたまりがはがれ肺の血管に詰まると胸が痛くなったり、呼吸が苦しくなったり、重度になると死につながる可能性もある病気です。車や飛行機など狭い空間で長時間座っているところから急に立ち上がると起こる場合が多いですが、デスクワークやテレワークで1日中座りっぱなしの状態が続くことでの発症のリスクが高まっているとも言われています。
予防をしていくための対策を確認しておきましょう。
エコノミークラス症候群の予防策
● 日頃から運動する習慣をもつ
運動の中でも、散歩などの有酸素運動やストレッチは血流が良くなり効果的です。お仕事の隙間時間などに、気分転換に歩きに出かけましょう。
● こまめな水分補給を心がける
水分を摂ることで血流が良くなり、血栓予防になります。しかし、アルコールやコーヒー、濃い目の緑茶はカフェインが多く利尿作用がある為、飲みすぎには注意が必要です。水や麦茶がノンカフェインでお勧めです。運動をする前後でも水分を取り入れましょう。
● 長時間同じ姿勢を続けない
● 深呼吸をする
● 体を締め付けるような服装は避け、ゆったりした服装を心がける
予防のための足の運動
① 足の指でグーを作る
②足の指をひらく
③足を上下につま先立ちする
④つま先を引き上げる
⑤ひざを両手で抱え、足の力を抜いて足首を回す
⑥ふくらはぎを軽くもむ
※無理をせず、ご自身の体調に合わせて行ってください。