COLUMN健康コラム
一覧へ戻るインフルエンザ対策はこれをしよう!!
インフルエンザウイルスは低温・乾燥を好み、冬場に活動が活発になります。インフルエンザを防ぐために出来る事を確認していきましょう。
インフルエンザの症状
発熱(38度以上の熱が3〜4日続く)、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が突然現れます。
・くしゃみや咳、ツバを介して口や鼻に入って感染します。
・気管支炎や肺炎が生じる事もあります。
インフルエンザの予防策
①外出後の手洗い
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。
インフルエンザウイルスには市販のアルコール製剤による手指衛生も効果があります。
②適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。
③十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた食事を日ごろから心がけましょう。
④人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行り始めたら、基礎疾患のある方、妊掃、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができるマスクの着用は防衛策の一つになります。
食事で予防を
免疫力を高めてインフルエンザになりにくい身体を作る食事の基本は、3食規則正しく、主食 ・主菜 ・副菜を組み合わせてバランス良く食べる事です。
《主な栄養素》
●たんぱく質
主なたんぱく質は肉・魚・卵・大豆製品です。この中からいくつか組み合わせて、毎食手のひらに乗る量(100g程度)を食べると、理想的な量が摂れます。
●ビタミンA・C・E
ビタミンA・・・人参、ほうれん草などの緑黄色野菜、豚肉、レバー、鶏肉など
ビタミンC・・・ブロッコリー、ピーマンなど野菜全般、果物
ビタミンE・・・カボチャ、アーモンド、アボカドなど
●特に旬の野菜は栄養価が高くお勧めです。
小松菜・春菊・ほうれん草などの葉物野菜や人参・大根・レンコンなどの根菜、鶏肉や豆腐などのたんぱく質を取り入れた鍋や煮物は様々な栄養が手軽に摂れます。
●体温を上げると免疫力が高まります。片栗粉でとろみをつけると料理が冷めにくく、生姜やにんにくネギなどの香味野菜は身体を温める効果があります。