COLUMN健康コラム
一覧へ戻るアルコールの上手な付き合い方とお正月料理について
アルコールとお正月料理の身体に負担をかけない付き合い方について見直しをしていきましょう。
アルコールについて
適度な飲酒であればリラックス効果があり、人とのコミュニケーションに役立つものですが、度が超えると肝臓に負担がかかり、アルコール性肝障害や、内臓脂肪を溜めこみ生活習慣病につながります。お酒の適量は以下になります。アルコール量で1日20gまでです。普段良く飲むお酒の適量を確認してみましょう。
(女性は下記よりも少なめが適量です)
アルコールと上手に付き合うには
①休肝日を作ってメリハリを
週2日作るのが理想です。飲み会が続いたら肝臓を休める日を作りましょう。
②お酒と一緒にお水を忘れずに
アルコールには利尿作用があり、体内の水分を排出するため脱水症状を起こしやすくなります。
二日酔いにもつながる為、お水を一緒に飲みましょう。
③蒸留酒を選ぶ
蒸留酒は糖質をほとんど含まないため、醸造酒よりカロリーは低めです。
蒸留酒を水やお茶で割り、ゆっくり飲むとペースダウンになります。
ここで差が付くお正月料理
特におせち料理は日持ちを良くするために濃い味付けになり、お砂糖やみりんを多く使用しカロリーが高くなります。正月太り解消のためには食べ過ぎ禁物です。ダラダラ食べずに小皿に必要量だけ出すように気を付けましょう。
また、お餅はつい何個も食べてしまいがちですが、切り餅2切れでご飯約1膳分(240kcal)のカロリーがあります。色んな味のお餅を楽しみたい時は切り餅を小さくカットして少しずつ楽しむのも良いですね。
●主なお正月料理のカロリー●
・伊達巻(1切れ) 57kcal
・磯辺もち(1個)121kcal
・黒豆(10粒) 70kcal
・あんこもち(1個)205kcal
・栗きんとん(40g)101k cal
・きなこもち(1個)142kcal
・数の子(3切れ) 36kcal
・からみもち(1個)133kcal
・昆布巻き(30g)61kcal
・おしるこ(つぶあん)227kcal
・かまぼこ(40g) 38 kcal
※切り餅1切れ:50g
お勧めお正月料理
お正月料理が続くと、どうしても野菜が不足しがちになります。中でも積極的に取り入れていただくと良いメニューはこちらです。
・紅白なます(1人前30g:21 kcal)
大根の酵素が消化吸収を助けてくれます。
・野菜の煮しめ(1人前50g:34kcal)
ごぼう・レンコン・蒟蒻などで不足しがちな食物繊維が補えます。
・野菜たくさん雑煮(1人前:220kcal)
地域によってレシピは様々ですが、小松菜や大根など野菜をたくさん入れるとバランスが良くなります。