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2015.09.13ピックアップ

本当に良い病院の選び方 【第5回】

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病院選びに必要な3つの視点

どんな視点を持てば良い病院を見つけることができるのか。そのために大切なことをお話ししたいと思います。



必要な視点は3つ。


1)技術をみて 2)コストをみて 3)風土をみる


大きくて複雑そうにみえる病院の実態も、じつはシンプルにこの3つの視点からでもある程度見極めることはできるのです。


さらに、この視点は、具体的につぎの3つの項目に紐付けることができます。


1)技術 = シェア率・患者数

2)コスト = 平均入院日数

3)風土 = 治療法のバランス・医師やスタッフの質


該当する疾患に対してどれだけのシェアをその病院が持っているかということは、その病院が該当疾患に対して強みを持っている=何らかの技術優位にあるということが推測できます。


そして、平均入院日数はそのまま患者さんが負担する医療費、つまりコストに関わってきます。

平均入院日数を短くするには、やはり合併症などを起こさせない高い医療技術や看護、患者サポートなどの環境が必要。そういった点からも、平均入院日数はコストだけでなく、その病院の総合的なレベルを知ることにもつながっているということです。


技術やコストが納得できても、その病院がどういった治療方針を持っているのかという「風土」も知っておかないと、自分が望む医療を受けられるかどうかみえてきません。


たとえば、がんの治療で自分としては化学療法、放射線治療を併用した治療を望んでいるのに、その病院の風土として外科的手術がメインになっていれば、そこにギャップが生じてしまうからです。


自分が何を重視したいのか明確にしておく

実際に病院選びを行うときに大事なことは「自分(家族)が何を重視しているのか」ということを確認しておくことです。


不動産物件を選ぶときのことを考えてみてください。買い物しやすさや駅からの近さを重視するのか、多少不便でもクルマを使うので自然環境の良いところがいいのかによって、そもそも候補となる物件が違ってくるはずです。



病院選びも考え方は同じだということです。


自分が本来は自然環境の豊かさを重視しているのに、繁華街に近い物件を選んでそういった要望を訴えても、それはちょっと難しいでしょう。


病院選びの際に重視されるものには、つぎのようなものが考えられます。


・治療実績が安定している

・入院期間ができるだけ短いほうがいい

・治療中も生活の質(QOL)を維持したい

・体に負担の大きい治療方法は避けたい

・スタッフのホスピタリティが高い

・医師やスタッフとのコミュニケーションがとりやすい


こういった自分の思いや条件を書き出して、それぞれに「理由」も明確にしておくことで病院選びに迷ったときに「この点は譲れない」「ここは妥協してもいい」というような判断がしやすくなります。


すべてを満たす完璧な病院というのはなかなか難しいかもしれません。

ですが、まったく自分が求めるものを明確にしていないまま「とりあえず、良さそうなところ」というような病院選びをしてしまうと、ほとんどの場合、あとから大きな後悔をすることになります。

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