COLUMN健康コラム
一覧へ戻るメタボ世代からロコモ対策の食事ケア

「ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)」とは、肥満・痩せ・加齢・けが・運動不足等で骨や関節、筋肉などの運動器の障害によって、歩行や日常生活に支障をきたした状態をいいます。要支援、要介護の原因はロコモが第1位といわれています。ロコモの最大の予防策は「食事」と「運動」です。まずは身体作りのもとになる「食事」から見直ししていきましょう。
骨・筋肉をつくる食事
【骨・筋肉をつくる食事】
●カルシウム●
骨は常に吸収と形成を繰り返している為、カルシウムが不足すると骨がスカスカになり、骨折の原因になります。
メニュー例:鮭とほうれん草のシチュー、生揚げとシイタケ煮、納豆のしらす和えなど
【筋肉をつくる材料】
●カルシウム●
1日3食それぞれにタンパク質のおかずを取り入れましょう。
メニュー例:ガーリックポークソテー、チキンサラダ(ピスタチオをトッピング)
メタボからもロコモに
メタボは動脈硬化を進行させ、心血管疾患のリスクを 嵩めるだけではありません。体重増加したことで膝や腰に負担がかかる→動けず筋力低下→ロコモヘとつながってしまいます。
以前より身体が重くなってきたと感じていたら、体重のコントロールも大切です。
*主食1品+主菜1品+副菜2品+汁物で腹8分目を心がけましょう