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2015.04.15調査

野菜ジュースで血糖値をおさえる

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「千切りキャベツや野菜のおかずから食べ始めて、ご飯は最後に残す」といった「食べる順番ダイエット」が食事療法のメソッドの1つとして定着。特に糖尿病やその予備軍を含むメタボリックシンドロームの人にとっては食事後の血糖値急上昇を抑える効果があるとして、注目されています。

2015年1月に開かれた第18回日本病態栄養学会年次学術集会では、「野菜ジュースの摂取タイミングの違いによる食後血糖プロファイルの変化」というタイトルで、臨床試験の結果がポスター発表されました。
既に決まった「食べる量」のなかでやりくりするのではなく、200mlの野菜ジュースをプラスすることで良い影響が得られるというものです。

ポイントは飲むタイミング

この臨床試験を行ったのは、城西大学薬学部医薬品安全性学の金本郁男教授のチームと野菜ジュースの大手メーカーであるカゴメ。私見には健常な大学生ボランティア8名が参加。野菜ジュースと白米(合わせて糖質量50g)を以下の5パターンで食べ、食後の血糖値の変化を調査。それぞれ別日程で実施されました。

①野菜ジュース(200ml)を白米(106g)を食べる60分前に摂取した場合
②野菜ジュース(200ml)を白米(106g)を食べる30分前に摂取した場合
③野菜ジュース(200ml)を白米(106g)を食べる15分前に摂取した場合
④野菜ジュース(200ml)と白米(106g)を同時に摂取した場合
⑤野菜ジュースを摂取せずに白米(106g)だけ摂取した場合

その結果、野菜ジュースを食前にのむと、白米を食べたときよりも食後の血糖値上昇が抑えられることがわかりました。飲むタイミング(食前60分、30分、15分)の中では食前30分が最も血糖値上昇を抑える効果が高い結果。
また「食事と一緒に飲む」場合、食後血糖値の上昇を抑える傾向は見られなかったが、白米だけのときと比べると、食後血糖値が速やかに低下することがわかりました。


また、野菜ジュースを飲む前の最低値と、飲んだ後の血糖値の最大値の差を比較してみたところ、やはり白米だけのときに比べ、食前に野菜ジュースを飲んだときは血糖値の上昇が抑えられていました。


三日坊主でも続けやすい?

野菜ジュースが血糖値の上昇を抑えるのは、野菜に含まれている食物繊維やクエン酸などの影響が考えられます。飲むタイミングによって血糖値の上昇傾向が分かれたメカニズムの解明は今後の研究を待つことになりますが、食事の30分前に野菜ジュースを「飲むだけ」という「お手軽」感は、生活に取り入れやすく、どこのコンビニでも野菜ジュースは手軽に買えるので、外食時でも応用可能。三日坊主な人でも続けやすいのではないでしょうか。


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